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冬にオススメの家づくり

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冬にオススメの家づくり

冬にオススメの家づくり

2020/03/01

2020.3.1

冬にオススメの家づくり

暦の上では春となりましたが、最近は雨も多く、まだまだ寒く、我が家では朝、車のガラスがうっすらと凍る日もあります。

冬に暮らしやすいイメージした家づくりを考える際は、以下のことを寒さ対策のポイントとして押さえておくといいでしょう。

1.窓を断熱性能の高いものに変える

現在、高気密高断熱の家ってよく聞きますが、この高断熱を証明するのに外皮計算をします。

その計算時に一番熱の移動が大きいのが窓です。

窓面積が大きいほど家全体の外皮の数値が悪くなります。

ちょっと設計時に頭を悩ます部分です。

窓はガラス部分とサッシ部分に分けて考えられ、ガラス部分については、松山市の主流はガラスを2重にし、その間に空気層を挟んだペアガラスです。

更に、Low-E(ローイー)と呼ばれるガラスは、Low-Eと言う膜をガラスに施す事でその性能をより向上する事ができます。

よく見るとガラスに色がうっすらとついています。

他にも、ペアガラスのガラスとガラスの間を真空にしたり、アルゴンガスを注入したりすることで、さらに断熱性能を向上させているものもあります。

簡単に断熱性能を上げる方法としては、市販の断熱シートやプチプチを貼る、ということもありますが、やはりガラスの交換と比べると性能は断然低くなってしまいます。


サッシ部分に関しては、今まで日本で主流であったアルミサッシよりも、半樹脂サッシ・樹脂サッシや木製枠のサッシの方が、断熱性能が高くなっています。

2.性能のいい断熱材を使う

壁や屋根に性能の高い断熱材を使うことで、暖かさを向上できます。

お客様が断熱材に触れることはほとんどないと思いますが、以前にブログでも紹介しましたグラスウールやロックウールが大変重くなったと感じます。

明らかに性能が良くなっていると実感しますが、昔と変わらないものも存在します。

基本的には新築施工時にしかできません。

リフォームをすると大工事になりますので注意が必要です。

また施工技術の差もよく出るところなので、性能のいい断熱材を正確に施工することが大事です。

3.「玄関扉」を断熱性能が高いものに変える

窓同様に熱が流出するのが、玄関扉です。

現在では、熱の流出を抑える断熱性の高い扉を、各メーカーが「断熱仕様のドア」というようにわかりやすく表示して発売しているので、その断熱扉から選ぶと良いです。

当社でもオプションとしてご用意しています。

4.窓に断熱性の高いカーテンやシェードを付ける

メーカーによっては、カーテンの保温性をSA~Cの4 段階に分けてランク付けしています。

・SAランク:保温率28%以上。もっとも保温性の高い
・Aランク:保温率20%以上。保温性の高い
・Bランク:保温性15%以上。保温性は中程度
・Cランク:保温率15%未満。保温性は弱い

発砲プラスチック系断熱材の断熱性能は、プラスチック自体が熱を通しやすいかだけでなく、閉じ込めてある泡の大きさや数によっても変わってきます。

「硬質ウレタンフォーム」や「ポリスチレンフォーム」などがあります。

主な特徴は

・暑さに対して断熱性能が高い
・防湿性が他の断熱材より高く、結露防止効果が高い
・硬質ウレタンフォームは現場発泡することが可能
・形状の自由度が高く、結露防止効果が高い
・価格が鉱物繊維系より高いものがある

他にも、カーテンに裏地や中生地をつけたり、床に着くくらい長くしカーテンボックスをつけて隙間をふさいだり、といったことでも断熱性能を高められます。


最近の住宅ではカーテンボックスをあまり見かけませんが、築30年~40年くらいの住宅にはよく付いていました。

当社もLDKや寝室など広い部屋では間接照明と組み合わせて設置しています。

5.窓際に窓下ヒーターを置く

冬に流出する熱の半分以上が、窓や玄関扉といった開口部からといわれているように、窓の近くでは、冷やされた空気が下降してきて、足元に冷たい風が流れます。

その冷たい風に対抗するための暖房器具として、窓下用ヒーターが有効です。

置くだけで工事が不要なので、皆さんも簡単にできます。

6.床暖房をつける

床暖房は熱源が床の下にあり、その熱が床を伝わり、そこから発生する赤外線が壁や天井に反射しながら広がっていくことで、部屋をまんべんなく暖めることができるのが特徴です。

このことで室温以上に暖かさを実感できます。

収納場所も必要なく掃除も不要です、また火を使わないので、水蒸気の発生がなく結露防止につながり、カビやダニの発生も少なくなります。

我が家にもありますが、エアコンのようにホコリが舞うこともありません。

夜就寝中に席が出たりすることがありますが、ホコリが落ちてくのが原因ともいわれています。

ただ、毎月のランニングコストがエアコンと比べると高め、温まるのに時間がかかる、といったデメリットもあります。

7.浴室乾燥機を使う

冬の浴室や洗面脱衣所はとても冷えるものです。

寒い季節の入浴では、「ヒートショック」の恐れがあります。

「ヒートショック」とは、暖かい部屋から寒い部屋への移動などによる急激な温度変化によって、血圧が上下に大きく変動することをきっかけにして、体に負担がかかる現象のことをいいます。

「ヒートショック」は今では交通事故よりも多いと言われています。

また四国では温暖な地域と思われているらしく、冬の「ヒートショック」?が原因で亡くなる方が全国トップクラスです。

浴室乾燥機は、浴室についている乾燥機で、乾燥のほかに換気、暖房、冷風など、さまざまな機能があります。

冬は浴室内を暖めることができるため、ヒートショック防止につながり、入浴時に快適に過ごすことが可能です。

当社では衣服を脱着する洗面脱衣所につけることもあります。

浴室乾燥機は、浴室内で洗濯物を干すこともでき、非常に便利ですが、洗濯乾燥機と比べると電気代が割高、フィルター掃除が必要、といったことに注意が必要です。

宮脇建設では寒い時期には、寒さに応じた過ごしやすさを考えて、家づくりをご提案させていただいています。

省エネ住宅に関するご相談にも対応します。

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