松山市の地域密着型の工務店の宮脇建設ができるアフターメンテナンス2
2022/01/05
日本の住宅の寿命
マイホームをお考えの方はフラット35という言葉を耳にしたことがあると思います。
35年間、固定金利の住宅ローンの事ですよね?
ということは繰り上げ返済しない限り、35年間、住宅ローンを支払わないといけないということです。
では、日本の住宅の平均寿命って知っていますか?
最低35年はあって欲しいと思いますが、実は「約25年」とされています。
アメリカが、約45年。イギリスは約75年です。
日本の住宅の寿命は圧倒的に短いと言えます。
しかし、お寺や神社などは築150年以上というものもありますし、法隆寺五重塔は1300年以上です。
では、なぜ今の日本の住宅の寿命は25年と短いのでしょうか?
ひとつは高度成長期に根付いた「スクラップ&ビルド」という考え方です。
それ以前の住宅は直しながら住んでいました。
でも、今は家電のように修理せずに買い換えると同様に住宅も建て替える時代になりました。
日本の住宅も、ちゃんと手を入れれば伸ばせることができます。
リフォームしたり、修理したりすれば100年持たせることも可能です。
そうすれば、子供たち世代に引き継ぐことも可能です。
長期優良住宅はメンテナンスのことも考えて設計されています。
ただ、私自身が100年、アフターメンテナンスできるかは分かりません。
いや無理でしょう。
そこで今回、保険会社等と手を組み、定期点検と保証を付けた注文住宅を提供することとしました。
場合によっては保険を使って補修したりと出費を抑えて住宅を手入れすることもできますし、定期点検すれば軽微な補修で済むかもしれません。
住宅の寿命が25年なんて建てた私たち工務店も悲しすぎます。
当社だけでは不可能かもしれませんが、他業種とのコラボで皆さんの大切な住宅の経年劣化を楽しみながら、未来へと受け継いでいきましょう。