知ってる?耐震等級
2018/01/17
2018.1.17
知ってる?耐震等級
阪神大震災から23年が経過。
この日になるとよくTVで震災の日の映像をよく目にします。
倒壊した建物や、通れない道路など・・・
私たち建築士も、この経験から日々勉強の毎日です。
最近の住宅は地盤調査をし、地盤が悪ければ杭などを打ち、地盤改良や補強をします。
その上に建物を建てます。
つい先月も地盤調査をしました。
松山市はあまり地盤の良い所ではではありません。
この辺はちゃんとしましょう。
そして、その地盤の上には地震に耐えれる住宅です。
今、いろいろなところで住宅が建っていますが、全ての家が同じ耐震性を持っているわけではありません。
現在建設中の家はどの家も阪神大震災クラスの地震が起きた場合、倒壊しないでしょう。
では、2回起きた場合は?
熊本地震のように2回起きた場合、耐えれない家もたくさんあると思います。
我が社では数年前から耐震等級3に家を標準仕様としました。
耐震等級3とは阪神大震災クラスの地震が続けてきても耐えれる住宅です。
消防署など公共施設などと同等の強度といえます。
皆さんもマイホームを考える時、デザインなどに目が行きがちですが耐震性能もぜひ重視してください。
耐震性能は構造、つまり骨組みです。
外観や内装はリフォーム可能ですが、構造となると簡単にはいきません。
現在、松山市でも住宅耐震改修工事を推進しています。
当社も、工事を経験していますが簡単なことではありません。
金額も相当なもので、いくら補助金が出るといっても難しいです。
ですから、これからマイホームを考えている方はここだけは譲れない項目に入れてほしいです。
当社も来月から耐震等級3の家を建設予定です。
見学会も予定していますので是非自分の目で確かめてみてください。
今後も、当社は地震から命を守る新築住宅にも取り組んでいきたいと思います。
松山市で本物の自然素材を使ってパッシブデザイン(COLABO STYLE)で注文健康住宅を建てるなら地域密着工務店、宮脇建設