猛暑と室温
2020/06/17
2020.6.17
梅雨入りしてからも、しばらくは天気の日が続きましたが、
ようやく梅雨らしく、雨の日が多くなってきました。
しかし、梅雨の晴れ間の日には、日中の最高気温が30度を超える日も
よくあります。
湿度も高く、蒸し暑く、また新型コロナウイルスの影響でマスクをしているので、
体感ではもっと熱く感じます。
当社では、プランした全住宅のUA値(外皮平均熱貫流率)や
ηAC値(冷房期の平均日射熱取得率)を計算した後に、
室温シュミレーションをします。
ηAC値は冷房期の値を示しているので夏の室温に関係しています。
昼間、夫婦共働きで、子供も学校に行っていて、留守の場合、
日が昇り始めて9時くらいには外気は30度くらいになり、陽が沈みだす
18時くらいまでの約9時間は30度以上になります。
その間の室内の温度は、無冷房であった場合、12時くらいに30度になります。
外気が暑くなり、住宅の屋根や壁や窓から熱が移動し、室内が暖められます。
そして、現在の住宅の特徴である「高気密高断熱」で室内で熱を溜め、
14時くらいには外気と室温が逆転します。
その後、室温は上昇し続けて、冷房を入れなかった場合は、23時になっても
室温は30度を超えます。
熱中症に気を付けなければいけません。
例えば、6月9日の松山市の最高気温は31.4度でした。
最低気温は19.4度でした。温度差が10度以上あります。
パッシブデザイン住宅では、外気温も考慮してプランしていますので、
外気温が下がってきたときには、窓を開ければ涼しい風が室内に入ってきて
室温を下げていきます。
実際私も、就寝する直前まではエアコンか扇風機を使っていますが、
深夜、防犯上安全なところは窓を開けて寝ます。
逆に朝方は寒すぎるくらいです。
梅雨も明けてくると熱帯夜という日も出てきますが、
今は、窓の開閉などで光熱費も節約して、快適に過ごせます。
パッシブデザイン住宅では、風の流れなども考慮しますので、
窓の開閉方向なども関係してきます。
皆さんが住む地域特有の風や低地や高地なども住宅の室温に大きくかかわってきますが、
それらを考慮してプランするのが、パッシブデザイン住宅です。
パッシブデザイン住宅は、高気密高断熱は当然ですが、それに加えて
日射遮蔽や日射取得をし、自然風を利用しながら、できるだけ光熱費を
抑えてくれる住宅です。
あなたが住む土地に合わせたオンリーワンの住宅ができます。
松山市で本物の自然素材を使ってパッシブデザイン(COLABO STYLE)で注文健康住宅を建てるなら地域密着工務店、宮脇建設