省エネ計算は当たり前
2018/02/12
2018.2.12
省エネ計算は当たり前
2020年まであと2年。
今、平昌オリンピックを見ながらブログを書いていますが、2020年=東京オリンピックではありません。
私たち住宅関係の人ならだれでも知っている。
2020年には全ての新築建築物は省エネ基準に適合しなければならなくなるということです。
適合義務化の根拠は、2016年4月1日に公布された「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する基本的な方針」(国土交通省告示第609号)にあります。
そこには、「規制の必要性、程度、バランス等を十分に勘案しながら、平成32年(2020年)までに住宅を含む新築建築物について段階的に一定のエネルギー消費性能に関する基準への適合を義務化する」と明記されています。
では、今はどうでしょう?
今のところは省エネ適判はもちろん、届け出などの手続きも原則不要です。
では、しなくていいのでしょうか?
当社では、2年前から省エネ基準の適合を目指してきました。
今は、しなくてもいいけど2020年には義務化になるのです。
いずれしなければいけないのであれば、お客様のためには省エネ基準をクリアした方がいいのではないでしょうか?
ではなぜ、省エネ基準をクリアしなければいけないのか?
今日も雪がちらほら、屋根にも、うっすらと積もっていました。
今年は特に寒い日が続きますが、松山は温暖な地域ではありません。
省エネ基準をクリアしていない家は超寒い家になります。
新築でも・・・
ヒートショックという言葉を聞いた方は多いと思います。
室温の変化によって血圧が上下し、心臓や血管の疾患が起こることです。
では、どこの地域にヒートショックで入浴中なくなる人が多いのでしょうか?
北海道や北陸、東北などと思われるかもしれませんが・・・
危険なのは私たちが住んでいる北四国です。
「都道府県別にみた高齢者1万人あたりCPA(入浴中心肺停止状態)件数(件)」というデータによると1位は香川県です。愛媛県は7位です。
ちなみに日本で最も寒い地域である北海道の発生率が極端に低いです。
ヒートショックは寒い地域で起きるのではなく、室内の温度差で起きるのです。
その温度差を防ぐためには、少なくとも省エネ基準はクリアしないとだめでしょう。
当社では、単に2020年の省エネ基準をクリアすることを目的としていません。
もっと先をも据えた、住宅を作っています。
ですから、わが社の住宅に興味がある方は、百聞は一見に如かずといいますが、自分の目で確かめてみましょう。
松山にもパッシブデザイン住宅+ZEH=「パッシブZEH」という住宅があります。
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